作曲者 |
曲名 |
推薦盤 |
簡単なコメント |
バーバー |
アニュス・デイ |
クリストファーズ(指揮) ザ・シックスティーン
(Collins) |
有名な「弦楽のためのアダージョ」を無伴奏合唱曲に改編したもの。悲しみの底から衷心のかぎりこいねがう趣は、人の声によってはじめて得られた。 |
リリー・ブーランジェ |
ピエ・イエズ |
フォーカー(B-S) マルケヴィッチ(指揮)
(Everest) |
夭折の女流作曲家、リリー・ブーランジェが死の床で口述した遺作。不思議な和声ですが、神秘的な美と静謐さを湛えています。この盤は、妹の才能の前に作曲の筆を折って教育に専念した姉ナディアが監修した世界初録音です(マルケヴィッチはナディアに作曲を学んだ。)。 |
ブリテン |
キャロルの祭典 |
ブリテン(指揮)
(DECCA) |
女声合唱団のレパートリーとしてあまりにも有名な曲。クリスマスでなくても聴きたい美しい旋律と和声の数々。 |
カントルーヴ |
バイレロ(「オーヴェルニュの歌」より) |
ダヴラツ(Sop)
(Vanguard) |
「レーロレロレロレーロ、バイレロロ…」ダヴラツの、あまりに可憐な歌声が、あなたの耳からも離れなくなることでしょう。 |
デュリュフレ |
レクイエム |
グラーデン(指揮)
(BIS) |
グレゴリオ聖歌のレクイエムを縦横に引用した、フォーレの衣鉢を継ぐ名曲。 |
フォーレ |
ラシーヌの雅歌 |
コルボ(指揮)
(Fnac) |
斉諧生が学生時代に恋い焦がれた女性が所属していた女声合唱団の、テーマソングのような曲でした。このページの曲ではブリテンとトマジも、彼女の演奏会で聴いて好きになった曲です。 |
モーツァルト |
ラウダーテ・ドミヌム(ヴェスペレK.339より) |
ドーソン(Sop) クレオバリー(指揮)
(EMI) |
モーツァルトがソプラノに書いた名旋律はK.195の「エクスルターテ・ユビラーテ」が有名だが、それに匹敵する美しいメロディ。なお、独唱のドーソンはヒリアード・アンサンブルのメンバー。 |
ピツェッティ |
レクイエム |
エビィ(指揮)
(Proprius) |
ルネサンス・ポリフォニー合唱音楽へのオマージュともいえる近代イタリアのレクイエム。ディエス・イレではグレゴリオ聖歌のモティーフを引用。 |
ステーンハンマル |
スヴァーリエ |
ヴェステルベリ(指揮) スウェーデン放送合唱団
(Caprice) |
スウェーデンの第2国歌ともいえる曲だが、それはそれは美しい無伴奏の合唱曲。シベリウスのフィンランディア讃歌に似て、もっと優美な表情を湛える。MIDIファイルあり→ |
高田三郎 |
雪の日に(「心の四季」から) |
宇野功芳(指揮)
(Canyon) |
「雪は汚れぬものとして空の高みに生まれたのだ」「どこに 純白な心など あろう どこに 汚れぬ雪など あろう」「純白を 花びらのように かさねていって あとからあとから かさねていって 雪の汚れを かくすのだ」…絶唱の詩、音楽、演奏。 |
トマジ |
12のコルシカの歌 |
ガブリエル・フォーレ少女合唱団
(Sonpact) |
コルシカ民謡から編曲された少女合唱のための組曲。「オーヴェルニュの歌」が好きな人は、ぜひどうぞ。第7曲「波間の漁夫」のMIDIファイルあり→ |