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2004年08月02日

T.トーマスの「聖セバスチャン」

マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ロンドン響 ほか
ドビュッシー;聖セバスチャンの殉教
アンゲルブレシュトが初演に合唱指揮で参加した「聖セバスチャンの殉教」、カプレによる「交響的断章」版が通用しているが(約20分)、彼はドビュッシーの音楽すべてを上演できるヴァージョンを作成した(当盤では約66分)。
近年の録音では、このT.トーマス盤が代表的なもの。疾うに架蔵していると思いこんでいたが、先日調べると、とんだ思い違い。
慌てて通販サイトを調べてみたが品切状態。幸いeBayで出品されたのが網に掛かったので落札したもの。
独唱者にアン・マレーナタリー・シュトゥッツマンシルヴィア・マクネアーらと、強力な顔触れが揃っている。
ただ、どうしたことかブックレットが表紙だけで中味を欠いており、楽譜の詳細などが確認できないのは残念。
1991年9~10月、ロンドンでの録音。
 

投稿者 seikaisei : 2004年08月02日 22:28

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コメント

ごきげんよう それは不完全な状態かもしれませんね・・・・。 さて記憶が正しければ当音盤の輸入盤は紙の簡易BOXにブックレッドとCDのブラケースでの商品形態だったと思います。 あきらかに出品物にはそれが欠けているのかもしれません、出品者に問い合わせた方がいいかもしれません。 T.トーマスのドビュッシーといえば「映像」が初々しかったのですがCBSとの「海」の演奏が期待にそぐわない焦りを感じていたのですが、最近組替えで再発売された廉価(輸入)ではすこし印象が違い、意外に力強い面持ちに感心しています。ただ最後の練習番号62の金管が少々走るのはきになります。 T.トーマスの「聖セバスチャン」は多少硬い印象があり、フランス語の声楽の扱いなど、アンゲルブレシュトの名演奏をきくと少々酷な気もしますが、「劇的」要素を流れよく追うところは「萌え」な一品といえましょうね。

投稿者 dr-enkaizan@熊蔵 : 2004年08月08日 14:26

熊蔵さん、こんにちは。 ご教示、ありがとうございます。   さっそく出品者に掛け合う…には少々英語力が不足しておりますので(汗)、また完品を探索することといたします。

投稿者 斉諧生 : 2004年08月08日 19:44

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