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2004年09月06日
プレヴィンのバターワース
- アンドレ・プレヴィン(指揮) ロンドン響
- 「アンドレ・プレヴィンズ・ミュージック・ナイト 2」(英EMI、LP)
- タイトルは、別に「アンドレ・プレヴィンの音楽夜話 第2集」と邦訳してもよいのだが、この人ならばやはりジャズ・アルバム風にと思い、片仮名にしてみた(笑)。
- 1970年代、プレヴィンは、ロンドン響の首席指揮者としてイギリスで絶大な人気を博していた(そして日本での評価は「バレエ音楽や協奏曲の伴奏が上手い人」程度だった)。
- BBCテレビの人気番組をもとに製作されたLPの第2集で、
- グリンカ;序曲「ルスランとリュドミラ」
- バーバー;弦楽のためのアダージョ
- ファリャ;「三角帽子」から3つの舞曲
- ドビュッシー;牧神の午後への前奏曲(Fl独奏;ウィリアム・ベネット)
- バターワース;青柳の堤
- J.シュトラウス2世;皇帝円舞曲
- を収録している。
- 斉諧生の目的は、夭折の音詩人バターワースの作品の蒐集。プレヴィンのディスコグラフィには詳しくないが、もしかしたらCD化されていなかったのではなかろうか。
- 録音は1976年頃、クオドラフォニック(4ch)・エンコード。
- 下記LPをeBayに出していた業者の店頭(?)在庫からオーダーしたもの。
- 1970年代、プレヴィンは、ロンドン響の首席指揮者としてイギリスで絶大な人気を博していた(そして日本での評価は「バレエ音楽や協奏曲の伴奏が上手い人」程度だった)。
投稿者 seikaisei : 2004年09月06日 22:06
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コメント
LP自体はCD化されていないですね。
収録曲のいくつかはオムニバスCDなどに入っていますが、バターワースは(僕が知っている限りでは)いまだCDになってないと思います。僕もそのせいで、このアナログ盤は手放せません。国内盤も『プレヴィン・アンコール』というタイトルで出ましたが、当時の東芝EMI盤の音は英盤と比べてソフト・フォーカスがかかっていましたから(笑)、その英盤(悪名高いSQですけどね)を入手されたのは正解かと。
投稿者 山尾 : 2004年09月07日 02:00
山尾様、こんにちは。
御教示ありがとうございます。国内盤LPが出ていたとは…!
今回届いたLP、大切にいたします。
投稿者 斉諧生 : 2004年09月08日 08:51
やっぱり斉諧生の造詣は大したもんです。
私も今頃、バターワースに開眼しまして、CDもあわてて買い始めてます。
きっかけはヒコックスのRVW第2番(オリジナル)にカプリングされてた「青柳の堤」です。
ほんとにいい曲です。
しかし最近、渋谷や新宿を中心にタワーやディスクユニオンを嘗め回すように這いずり回ってる割には、バターワースのCDには出くわしません。
なんとか人気がでないもんかと、心底願っております。
投稿者 隊員 : 2004年09月23日 10:26