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2004年10月30日
『200CD ベルリン・フィル物語』
- 『200CD ベルリン・フィル物語』(学習研究社)を読了。
- これまで立風書房から発行されてきた「200CD」シリーズが学研から出ていたので吃驚。
- もっとも企画編集は同じプロダクションなので、体裁等は継続性を維持している。
- このオーケストラを振った指揮者としてマルケヴィッチやロスバウトといった、斉諧生好みの人が紹介されているが、いずれも1頁だけの小さな扱いなのが残念。
- かつてカラヤンのアシスタントとしてベルリン・フィルに接した高関健のインタビューが最大の収穫である。
- 堂々17頁を占めているが、彼にはもっと喋らせてほしかったところ。元来、豊富な話題をよく整理して語ることができる人である上に、
- 「少しマニアックな話ですけど、フルトヴェングラーの全録音の三分の二は持っています。」
- とも発言しているくらいなのだから。
- もっとも企画編集は同じプロダクションなので、体裁等は継続性を維持している。
投稿者 seikaisei : 2004年10月30日 23:32
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