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2004年10月04日

ヴェーグのライヴ盤

シャーンドル・ヴェーグ(指揮) カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
メンデルスゾーン;弦楽交響曲第9番 & ドヴォルザーク;弦楽セレナード ほか(Orfeo)
このところ本業が忙しく、しばらく音盤店に立ち寄れなかった。
久しぶりに店の開いている時間に退勤できたので覗いてみると、敬愛する指揮者の一人、ヴェーグの遺産が発売されていた。
曲目も標記のようにこれまで出ていなかったレパートリーなので嬉しい限り。
1986年8月の2回の演奏会から集成されたもので、指揮者は1912年生れだから74歳頃の記録ということになる。
ドヴォルザークの終楽章を聴いてみたが、好々爺然たる音楽とは全く異なり、精気溌剌、生命を掘り起こせずんば音楽にあらずと言わんばかりの勢いが凄まじい。
ヴェーグの演奏記録は、もっともっとCD化してもらいたいものである。
モーツァルト;セレナータ・ノットゥルナヴォルフ;イタリア風セレナードをカプリング。
なお、11月にクラシカジャパンウィーン・フィルを指揮した映像が放送される。これも非常に楽しみ。

投稿者 seikaisei : 2004年10月04日 22:37

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