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2004年11月07日

ユベール・スダーンのブルックナー;第9

ユベール・スダーン(指揮) ザルツブルク・モーツァルテウム管
ブルックナー;交響曲第9番(自主製作)
2002年5月2日のライヴ録音というが、非常に安定した演奏(もちろん完璧というわけではないが)。
外連のない正統的なブルックナー演奏で、安心して身を浸すことができた。
スケルツォの弾み具合などまことに愉しく、こういうブルックナーが日常的に聴ければどれほど仕合わせであろうか。
ただ、上記スケルツォの「怖さ」であるとか、両端楽章の弱奏部での浄福感、どこかこの世のものならざる雰囲気といった、特別な要素には乏しいかと思われる。

投稿者 seikaisei : 2004年11月07日 21:14

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