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2004年11月15日
ベイヌムのシベリウス
- ヤン・ダーメン(Vn) エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮) ロンドン・フィル
- シベリウス;Vn協(英DECCA、LP)
- あまり見かけない(CD化されていないように思う)シベリウス;Vn協のLPがeBayに出品されていた。
- ベイヌムのシベリウスには「エン・サガ」・「タピオラ」の名盤があり(伊東さんのレビュー参照のこと)、Vn協の管弦楽パートもぜひ聴いてみたいと落札したもの。
- ヴァイオリニストは1940年代後半~50年代後半にアムステルダム・コンセルトヘボウ管のコンサートマスターを務めていた人とのこと。
- これでオーケストラがコンセルトヘボウでないのは不思議でならない。何か契約上の問題でもあったのだろうか?
- おそらく1950年頃のモノラル録音。
- なお、ダーメンのシベリウスには、モントゥーの指揮でコンセルトヘボウが付けたライヴ盤(Audiophile)があった。
- ベイヌムのシベリウスには「エン・サガ」・「タピオラ」の名盤があり(伊東さんのレビュー参照のこと)、Vn協の管弦楽パートもぜひ聴いてみたいと落札したもの。
- 先日、ふと読み返した『手塚治虫 マンガ音楽館』(ちくま文庫)に、「0次元の丘」という短編が収録されている。
- 臨死体験や転生、前世の記憶を採り上げ、併せてベトナム戦争を告発した作品である。巻末のデータによると『少年サンデー』1968年3月30日号掲載とのこと。
- 興味深いのは、登場する子どもたちが前世の記憶を甦らせる鍵になっているのが、「エドアルド・フォン・ベルヌ」なる指揮者が録音したシベリウス;「トゥオネラの白鳥」のLP。
- 手塚治虫はピアノをよく弾き、執筆中もチャイコフスキーあたりのLPをかけっぱなしにしていたという。
- もしかしたら、ベイヌム指揮のシベリウスを聴きながら、この作品の想を練ったのかもしれない…などと考えている。
- 臨死体験や転生、前世の記憶を採り上げ、併せてベトナム戦争を告発した作品である。巻末のデータによると『少年サンデー』1968年3月30日号掲載とのこと。
投稿者 seikaisei : 2004年11月15日 22:24
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