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2004年11月17日
箏による「交響譚詩」
- 野坂惠子(箏) ほか
- 伊福部昭;交響譚詩 ほか(カメラータ・トウキョウ)
- 先だって特撮/怪獣オタク系サイトを覗いていると、伊福部昭米寿記念演奏会(2002年5月19日、紀尾井ホール)の記事が目にとまった。
- 演奏会では石井真木(指揮) 新響が「土俗的三連画」や「シンフォニア・タプカーラ」を奏でたというが、それはさておき。
- 終演後に隣接のホテルで催された「米寿を祝う会」の席上、交響譚詩の2面箏版が演奏され、圧倒的な感銘を受けたとのこと。
- 斉諧生は確かに血湧き肉躍る「SF交響ファンタジー第1番」も大好きなのだが(苦笑)、伊福部作品の中でも最も普遍性の高い傑作は「交響譚詩」ではないかと思っている(愛惜佳曲書参照)。
- その異版とあっては聴かざるべからずと捜してみると当盤の存在が判明、店頭では見当たらないので山野楽器にオーダーしたもの(2,500円以上送料無料なので助かる)。
- 正式な曲名は「二十五絃箏甲乙奏合 交響譚詩」、野坂の委嘱によって書かれ、2001年11月5日に津田ホールで録音(ライヴ?)されたもの。
- 低二十五絃箏は小宮瑞代が担当している。
- その他、
- 肥後一郎;二十五絃箏独奏のための咒言歌、
- 高橋悠治;「橋をわたって」・「さむしろ」
- 加古隆;「水底の風」・「エンプティー・トランス」
- を収録。
- 演奏会では石井真木(指揮) 新響が「土俗的三連画」や「シンフォニア・タプカーラ」を奏でたというが、それはさておき。
投稿者 seikaisei : 2004年11月17日 20:15
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