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2004年12月19日

最古(?)のアリアーガ;弦楽四重奏曲全集

フェニックスQ
アリアーガ;弦楽四重奏曲全集(米Golden Crest、LP)
「スペインのモーツァルト」ことアリアーガ(1806~26)が残した弦楽四重奏の全集盤。
夭折したため作品は少ないが独特の哀感・抒情美に富み、代表作交響曲愛惜佳曲書に掲げた。
それに次ぐのが弦楽四重奏曲で、これも見つければ購入しているところ、Ars Antiquaのカタログに出ていたのでオーダーしたもの。
LP2枚組で、四重奏曲第1~3番に加え、作曲者が15歳の時に書いたという主題と変奏を収録している。
録音データ等が明記されていないのだが、ステレオ初期のものではなかろうか。だとすれば、全3曲の音盤としては非常に早いものということになる。
四重奏団はニューヨークで活動している演奏者の集まりのようだ。デイヴィッド・サクソン(第1Vn)、フレッド・マンセラ(第2Vn)、ラルフ・ハーシュ(Va)、モーリス・バイアルキン(Vc)という名前と略歴が、ライナーノートに掲載されている。
それによると、サクソンとバイアルキンは、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍航空隊のグレン・ミラー・バンドに所属していたとのこと。非常に興味深い。

投稿者 seikaisei : 2004年12月19日 21:58

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コメント

very nice. i hope you'll update very soon. their senses slowly: http://lighthousing.net , Astonishing Corner becomes Astonishing Game in final from insufficient premises , Universal Tournament becomes Red Slot in final it's the other lousy two percent

投稿者 eric wilson : 2005年11月17日 13:42

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