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2005年01月12日

欣喜雀躍カザルスの初出ライヴ

アルトゥール・グリュミオー(Vn) ミエチスラフ・ホルショフスキ(P) パブロ・カザルス(指揮) プラド音楽祭管 ほか
モーツァルト;Vn協第3番 & ベートーヴェン;P協第1番 ほか(INA)
更に音盤屋をハシゴすると、カザルスのライヴ盤(新譜)が店頭に出ていたので驚喜して購入。リリース情報は知っていたが、もっと待たされると思っていた。
1953年のプラド音楽祭における録音とされているが、残念ながら具体的な日付は明記されていない。
シューベルト;附随音楽「ロザムンデ」間奏曲第2番をフィルアップ。
音の状態は曲によって異なり、モーツァルトは独奏がリアルに録れているが管弦楽は少し歪みがち、ベートーヴェンはピアノの音色がぼやけ気味だが管弦楽は聴きやすく、シューベルトは少しワウフラッターがあって音もやや頼りない。
なお、ブックレットには「マイクの周りを虫が飛んでいたようだ」と書かれているが、たしかに妙な雑音が聞こえるときがある(特にモーツァルト)。
ともあれ、カザルスの貴重な音源の発売、あに喜ばざるべけんや。

投稿者 seikaisei : 2005年01月12日 23:26

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