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2005年02月20日

米Mercuryのフランス・プレス盤

ポール・パレー(指揮) デトロイト響
フランク;交響曲(仏Mercury、LP)
 
ポール・パレー(指揮) デトロイト響
ルーセル;組曲「蜘蛛の饗宴」 ほか(仏Mercury、LP)
パレーのMercury録音は、当時、"Living Presence" と銘打って優秀録音と喧伝された。
それに間違いはないのだが、カッティングに多少難があり、特に内周ギリギリまで使ったものなど歪みが感じられることも少なくない(盤の保存状態によるのかもしれないが)。
先日、eBayにフランス・プレスのLPが出品されていたので、もしや米盤を上回る音質ではないかと期待して落札してみた。
フランクにはステレオ盤もあるが、これはモノラルの旧録音。
ルーセルは好きな作品で、少しでもよい音で聴きたいと、これで3枚目か4枚目(汗)。
届いた現品を見ると、内周の余白部分に米盤の番号と新しい番号の両方が刻印されており、どうやら原盤をアメリカから運んだものらしいと推測される。
音質的には、米盤と比べて多少柔らかいものの、鮮度や力強さの点で及ばない。残念ながら期待外れだったようだ。

投稿者 seikaisei : 2005年02月20日 17:15

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