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2005年03月26日
ネルソヴァの覆刻セット物
- ザラ・ネルソヴァ(Vc) ほか
- 「DECCA録音集成 1950~56年」(DECCA)
- 『レコード芸術』の今年2月号で中村孝義氏が「本誌執筆者によるプライヴェート・ベスト5」に選び同時に「海外盤試聴記」で詳説しておられる5枚組。曰く、
- 「練り絹のような柔らかい肌触りと適度の艶を帯びた、品格の高い美しい音色。見事にバランスの取れた美しい造形と、その中に込められたベートーヴェンならではの覇気と確信に満ちた堂々たる表現。」
- これは聴いてみたいと思っていたのだが、意外に店頭から姿を消しており、困っていた。
- ようやく再入荷したのだろうか、今日、上記梅田の店舗で発見したので購入。
- 主な収録曲は、
- ドヴォルザーク;Vc協(ヨーゼフ・クリップス(指揮) ロンドン響、1951年11月)
- ラロ;Vc協
- サン・サーンス;Vc協第1番(以上エイドリアン・ボールト(指揮) ロンドン・フィル、1953年11月)
- バーバー;Vc協(作曲者(指揮) 新響、1950年12月)
- ブロッホ;シェロモ(エルネスト・アンセルメ(指揮) ロンドン・フィル、1955年3月)
- ベートーヴェン;Vcソナタ第1~5番
- ラフマニノフ;Vcソナタ(以上アルトゥール・バルサム(P)、1956年5月)
- コダーイ;無伴奏Vcソナタ(1955年4月)
- レーガー;無伴奏Vc組曲第2番(1955年4月)
- といったところ。
- 中村氏推奨のベートーヴェン、大好きなラフマニノフも楽しみだが、作曲者が指揮したバーバー作品にも大いに興味を惹かれている。
- 「練り絹のような柔らかい肌触りと適度の艶を帯びた、品格の高い美しい音色。見事にバランスの取れた美しい造形と、その中に込められたベートーヴェンならではの覇気と確信に満ちた堂々たる表現。」
投稿者 seikaisei : 2005年03月26日 23:10
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