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2005年08月17日

ベルゲル2題(その1)

エーリヒ・ベルゲル(指揮) クルージュ・フィル
バッハ(ベルゲル編);フーガの技法(BMC)
名匠ベルゲルが自ら管弦楽編曲を行い、未完フーガを補作して録音したCD2枚組。
以前からBMCの公式サイトで見ていて気にしていたのだが、買いそびれていた。
偶々某オークションで見かけ、落札したもの。出品者(ショップ)は通販サイトも運営しておられる。
輸入代理店のWebpageには、「ブルックナーの壮大な音楽に限りなく近づいた凄い編曲」と書かれている。
弦楽合奏主体の剛直な音楽で、あまり「ブルックナーに近い」とは感じないが、未完フーガのクライマックスでは金管も(控えめな音色ながら)加わって、たしかに壮大な音楽になっている。未完フーガだけでもよいから、ぜひ実演で聴いてみたい。
1991年、ブダペシュトのシナゴーグにおけるライヴ録音。
なお、オーケストラはベルゲルがブラームス;交響曲全集(BMC)を録音したトランシルヴァニア・フィルと同一の団体であろうか?

投稿者 seikaisei : 2005年08月17日 19:08

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