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2005年11月01日

シューベルトとシンディング

ダニエル・レーン(Vn) ミラーナ・チェルニャフスカ(P)
シューベルト;幻想曲 & シンディング;組曲 ほか(CLAVES)
音盤屋の新譜棚を眺めていたら、「超絶技巧Vn曲集」と書かれた帯が目について、手に取ってみた。
なるほどパガニーニ;ネル・コウ・ピウ変奏曲ワックスマン;カルメン幻想曲といった曲が含まれているが、そのほかはポンセ;エストレリータフォスター;金髪のジェニー(以上ハイフェッツ編)など、ちょっと惹句と違う趣の作品である。
中でも標記2作品は、愛惜佳曲書掲載の、できる限り聴いておきたい曲ゆえ、購入してみた。
ヴァイオリニストは1979年生れ、フルトヴェングラー時代のベルリン・フィルシュミット・イッセルシュテットが創設した時の北ドイツ放送響のコンサートマスターとして知られたエーリヒ・レーンの孫に当たるそうな。
アンドレアス・レーンアナ・チュマチェンコに学び、既にメータムーティマゼールサロネンら錚々たる指揮者と共演を重ねているとのこと。
また彼の演奏を聴いたリッチが「シェリングとハイフェッツを思い出させる」と評したという。
2002年3・9・11月、バイエルン放送局第2スタジオで録音された。

投稿者 seikaisei : 2005年11月01日 23:49

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