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2005年12月17日
マリキアンのバッハ、パガニーニ、イザイなど
- アラ・マリキアン(Vn)
- 「ヴァイオリンの芸術」(Warner)
- 今年1月、Ara Malikianというヴァイオリニストの公式Webpageを見つけた。
- マリキアンは、1968年、レバノンでアルメニア系の家庭に生まれ、父親からヴァイオリンを学び、14歳でドイツ人指揮者に見込まれてハノーヴァーへ留学、後にはロンドンのギルドホール音楽学校で学んだ。
- グッリ、リッチ、ギトリス、クレバースらに師事し、メンデルスゾーン・コンクール(1987年、ベルリン)やサラサーテ・コンクール(1995年、スペイン)で第1位を得たとのこと。
- 後者のコンクールの縁だろうか、Warnerのスペイン法人の専属として、この7枚組箱物にも収められているバッハ;無伴奏Vnソナタとパルティータ(全曲)、パガニーニ;24の奇想曲、イザイ;無伴奏Vnソナタ(全曲)、サラサーテ;Vn作品集などを録音している。
- …ということで、バッハの曲集を蒐集しておられるT.S.さんにお知らせしたところ、11月6日付けの「編集日録」にあるように、取扱いのある通販サイトEl Corte Inglésを開拓してくださった。
- 演奏評も既に掲載しておられ、それによれば
- 「音色もとても伸びやかで美しく印象が良いのですが,逆に特にフーガなどで音楽が少し沈滞するように感じられるところもあり,痛しかゆしというところです。一方,ソナタの終楽章などの急速楽章は前向きなテンポがとても気持ち良く,落ち着いた中にも適度な変化,緩と急のコントラストが明確にあって,最後まで楽しく聴くことができました。」
- とのこと。
- T.S.さんが入手されたのはバッハ単独の盤でジャケットが秀逸なのだが、つい割安な箱物(送料含め7,000円弱)の方を頼んでしまった(汗)。
- こちらのジャケットはヴァイオリンが解体されているので、心情的にちょっと辛いものがあるのだが(7枚ある内袋で、その解体が進行してゆく!)。
- 7枚のうち上記バッハとパガニーニが各2枚、イザイとサラサーテが各1枚、ボーナスとしてCD1枚(30分強)にパガニーニのVn作品(P伴奏)が収録されている。
- マリキアンは、1968年、レバノンでアルメニア系の家庭に生まれ、父親からヴァイオリンを学び、14歳でドイツ人指揮者に見込まれてハノーヴァーへ留学、後にはロンドンのギルドホール音楽学校で学んだ。
投稿者 seikaisei : 2005年12月17日 22:56
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