今日からザルツブルクで2泊する同行者2人を見送りにウィーン西駅へ行く。ブダペシュト行きの特急「ベラ・バルトーク」号というのを見つけて苦笑。
市街地中心部へ引き返して、モーツァルト旧居・フィガロハウスを訪問する。
ずいぶん貧相な建物の2階で、内部もガランとしたもの。少々感慨にふける。
土産物を少し売っており、家人は小冊子を購入。CDはありきたりのもののみ。
このあたりの街路面に、著名な音楽家の肖像と生没地と年月日が入った銘板がはめ込まれている。指揮者ではブルーノ・ワルターやエーリヒ・クライバー、ユーディ・メニューインを見つけた。
クラウディオ・アバドのものもあり、もちろん生年・生地しか入っていないが、「万一」の折りには作り直すのだろうか?
シュターツオーパーの一郭にあるアルカディアに入る。CDでは、場所柄、PREISERレーベルの歴史的声楽録音のシリーズが大量にある。器楽はごくわずかで、ありきたりのメジャー・レーベルのものが多い。
- ミヒャエル・レッシュキー(指揮)ウィーン・ユンゲ・フィル ほか
- マーラー;交響曲第4番(UNIQA)
- とにかく日本では買えないものを…と思うが、ORFレーベルのウィンナ・ワルツ珍品集くらいしか見あたらない。
- ようやくメジャーなシンフォニック・レパートリーを見つけてホッとし、フラフラと買ってしまう。これを京都の音盤屋で見つけても買わないかもしれないが…(苦笑)。
- ソプラノは Akiko Nakajima と日本人、独奏Vnは Wang-Yu Ko と(おそらく)韓国人というのが何とも現在的である。
- 2001年7月のライヴ録音。
- なお、オーケストラの公式Webpageは→ここを押して
-
- エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)南西ドイツ放送響
- ワーグナー;管弦楽曲集&シェーンベルク;室内交響曲第1番(haウムラウトnssler)
- "faszination musik"シリーズだが、この2枚組は日本に入ってきていただろうか? マルPは2001年だが見た覚えがないので購入。
- ワーグナーは、次のようなもの。
- 『ニーベルングの指環』(管弦楽抜粋)(1984年11月27日〜12月1日)
- 「ワルキューレの騎行」、「ヴォータンの告別」、「ジークフリートのラインへの旅」、「ジークフリートの葬送行進曲」など9曲(約48分)。
- 『パルジファル』(管弦楽抜粋)(1989年5月26日)
- 第1幕前奏曲、第1幕終曲、第3幕前奏曲、聖金曜日の音楽、ティトゥレルの葬送行進曲など6曲(約41分)。
- レーベルの公式Webpageにも、まだ掲載されていないようだ。
-
- また、書籍を1冊購入。
- Harrietta Krips
- "Josef Krips 53 Jahre am Dirigentenpult"(Harrietta Krips)
- 一昨日、回想録を買ったヨーゼフ・クリップスの全指揮データ。
- コピー(? 片面印刷)を螺旋綴じしただけの造本だが、貴重な記録であろうと購入。
- 今年が生誕100年に当たることの記念として、クリップス夫人が自費出版したもののようだ。
|